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世界の螺旋の認識と
その要素としての自覚は
千歩の距離に閃く影

朽ちる
実や枝葉
土に炭素また生命
吹き上げる緑風、わたしと菌類を撫で
  (しかしわたしは菌類を畏れ)

枯れ枝も歩調に合わせ歯切れ良く鳴っている
きっぱきりきっぱきり……
ああけれどここじゃあもうなんでもない
幹はまっすぐ伸びていて腕を広げ
おおらかに空をさえぎって
日なたからこの道にくればずいぶんひんやりしているし
夜中こんなふうにくれば椎葉も上のほうでざらざら擦れているが
暗雲そらを覆うなら
湿気た空気ももう一面あずき色だ
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澱んでいるか
混じっているか
また笑ってしまうのか

否否否
嗄れた誘いに応じるな
豪雨 雷鳴
揺らず
進め

弧をえがく透明の
汽船アメジストが出港し
ブリッジをくぐり
やっと湾を抜けだす頃
私は
どちらかというと諦念が動力でした

   無数の航路が翳り射す
   私と私の友たちと

船揺れが原因で
まるで私は腹話術でした
実際きっとそうなのです

   純真無垢の真夜中の
   その冷たくなめらかな手触りと心地よさ

うみねこが眼光を研ぎ澄まし
じっとりこちらを睨みつけ
私の乏しい物質は
また漂流を開始する


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