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雨音の午後
ミルクの霧と
水色の水滴
君の心のよう
君の心模様だね



君のいる森を中心に向かうほど
君は僕を迷わせる



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迷いなんて振り切って
しゃがみこんで泣いたことも忘れて
足元の水たまり
蹴散らして駆けていけ
一点の曇りもない
空色の街へ



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あのとき僕は
自分を守るためじゃなくて
相手が悲しむのを見たくなかったから
嘘をついた



軽率だった
今になって思えば
動機は正しくとも
行いは間違いだった



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粉のような光に包まれて
眠ったままの朝霧煙る街
早起きして部屋を出て
今日一番の漂着物を拾いに
海へ向かおう
好きになれたら持って帰ればいいから
気に入らなければ放っておけばいいから
なにがあってもなにもなくても
境界線の曖昧な
朝の海へ行こう



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ここにいる
ここにいれば安心だろうね
日中日射しは白っぽいし
夜には部屋がすみれ色なんだ
外の世界は刺激的だけど
少し強すぎるときがある
ここにいて考えごとでもすればいい
一日それで過ごせるよ
けれど
ときどきは外に出ようよ
本当の色は
誰にも決められない
自分の感覚で
しっかりと感じ取るんだ
考えることと経験することは
バランス



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ふふら ふう、
笑顔運びの
見えない声



ふふら ふう、
願いを叶える
わたげの浮游



ふふら ふう、
傷跡だらけ
天使の背中



ふふら ふう。
やさしい言葉
最期の吐息



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あなたのことを
真冬の光線と呼んだ
僕のこころは
夜明け前の静まりを見たように
鮮烈にざわついた



凍えた星座が溶けていった
冬の結晶も風に止んだ
吐息が透明になって
少しずつ
季節が暖まる
体の隅々が春を感じ
ゆっくりと
僕が変わり始める



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鈴虫が鳴いている
誰かに似てる気がした
誰だろう
小さな虫になる
僕のこと忘れないで
いつでもとなりにいるから



やっと出会えたね
今日が無事でありますように



明るい朝が来れば
きっと覚えてないけど
大丈夫
たまご色の月を見つけたら
指輪の約束で
思い出の中へ またね



やっと出会えたね
君が無事でありますように



さよなら
黄色い窓に星を映し
煙をあげて列車は行く
さよなら
最後の余韻をかすかに残し
煙をあげて列車は行く



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真夏の放射光線を
ジェット機の腹がかすめて
空にひとすじ
残っていった飛行機雲



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自分に嘘をついたとき
自分以外は知らないから
非難されることはない
つぐなわされることもない
全部
自分でしなくてはならない



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きみの何気ないひとことは
上昇気流になり
僕を捕らえて
ぐんぐんと空に向かう
その不安定の中で感じるのは
途方もないプラスの感情
恋のよろこび
それがきみの気まぐれで
拡大レンズの安い魔法だとしても
かまわない



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客観的には
絶え間なく明るく
輝いてみえた
あなたは
孤独だったでしょう



輝きの中心がどうなっているのか
誰も見えない
見ようとしない



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水増しされた喜びも
水で薄めた悲しみも
等しく僕の感受性



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なんて素敵なこと
幸せ探しの上手なきみと
世界の果てで待ち合わせ



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許されながら生きてきた
星のかけら
ポケットに入れて
明け方の鐘が鳴る
もう壊れてしまうかな
泣いた思い出ばかり
引きずってる



昔見たような景色を探す
旅はまだ続いてる
一番素直なやり方は
いつだって涙に変わる
何もかも手放して
君の手首つかまえて
どこまでも連れてゆく



明日になれば
蜃気楼は消えるけど
ずっと続いていけたらいいな
願うほど見えなくなる
真昼の月の下で
少しずつ慣らされて
みんな記憶をなくしてる



君と一緒に
世界をすべり落ちていく
むらのある気流に呑まれて
忘れながら
泣きながら
許されながら生きてゆく



すべて美化される
逆さまの時の中で



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空を仰いで
水面をゆうらりと漂う
底なしの浮遊
この感覚は好き
ささくれだった気持ちも
力任せのあがきも
全て受け流されてしまうから



コポコポと水音に
耳を澄ませて
なんという静けさ
少なくとも今
僕は自由を感じられる



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夜気に鷲づかみにされて
目の前一点のみに集中して
寒さでさえ心地よいとき
それが盲目です



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裏庭の
名も知らぬ木がひょろひょろと
二階の窓に届くほど伸びて
いくつか小さな赤い実をつけました
訪れた椋鳥が
枝のてっぺんで ギィ、と鳴いて
木の周りを飛びながら
実をつくつくとついばみました
ようやく私は
前向きさを取り戻しました



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リルナル 君のことだから
立ち止まれば
ふっと考え込むのでしょう
心だけでどこまでも
いつまでも



リルナル いつかの笑顔
ふたりで見た
みずみずしい草っぱらは
記憶の奥
今も引き戻されるよ



リルナル 世界は広くて
飽きることはないけれど
満ち足りることもないでしょう
どこにいる君も
決して変わりはしないのだから



リルナル きっとまた
冬の始まる頃には
木の葉の降る場所へ
戻っておいでね
楽しげなお話と一緒に



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余韻を残して
雪のように消えないで
一人でランプに息吹きかけて
煙も消えぬ間に去っていくようなまね
どうしてそんな簡単にできるの
せめてあなたが
手紙の一つも残してくれたなら



暖炉の火が
明るすぎるし暖かすぎる
誰かのいないテーブルで
コーヒーの冷めるまで
ただ座っている惨めさに
じっと我慢していられるぐらいには
強くなれたと思います



待つことにも慣れてきた
謝罪の言葉も考えてあるよ
心当たりは全部
悔やみ尽くしたつもりだから
二月のあなたの誕生日
ベリーソースのローストで
やさしいあなたを迎えさせて



表情の崩れたスノーマンと
溶けない雪の残る道を
消されたランプも家において
小さな荷物で旅立ちます
やさしいあなたに許されていた頃
せめてわたしが
手紙の一つも書いていたなら



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またそうやって
やさしい言葉をくれるんだね
そのすべてが
本心じゃない
なんてこと
わかってた



ありがとう
もういいんだ
お互い
また会っても
平気な顔ができるくらいには
強くなろうね



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強い陽光は
あっという間に灰色雲に呑まれ
刹那の霹靂に
空が割れた
途端
ざあざあ、と
本格的な暑気払い



ふと
遠くの方で誰かが泣いた
そんな気がした
夏の夕立
大気の冷笑



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本当に長いこと
一緒でいる時間を過ごしたね
嫌な思いをしたり
避けてしまったこともあったけど
そんなこともすべて無駄ではなかったと思う



誰よりもわかってくれていて
誰よりも応えてくれる君へ
僕は未だ
君の期待には応えきれていないだろうけど
いつか言葉の向こう側
これまで以上の
ずっと近い場所で会おう



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