Selected category
All entries of this category were displayed below.

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

土砂降りの橋を渡りながら
僕は少し後悔したけど
視界は
ガラスのネックレスが飛び散ったみたいにきれいだった
君は僕の手を握りながら
窮屈そうに並んでいてくれた
海鳴りが遠のいた
梅雨のことだった

スポンサーサイト

みんなひとつの魂だから
誰かのせいにしなくても
自分のせいにしなくても

孤独は
研がれた世界にお前を投げ出し
悲しい四角の中に閉じ込める
そこは階層地下都市のようで
自分が今どこにいるのかわからない
夜はまだ続くのか
太陽は分厚いコンクリートが隠してしまったのか
換気音の低い唸り
油脂の染みた黒い壁
亀裂から赤い錆が流れている
一歩ごとにタールが粘る通路を進み
確信へ向かって階段を昇るなら
決しろ
上を見るなということ
そして下を見るなということを
盲信して邁進しろ
誰もお前を咎めはしない
暗澹たる空気にむせ返り
臭いに鼻を曲げてでも息を吸う
その先が上層である保証はないが
希望は持たずただ進むのだ



それが唯一
ここから出られないお前を救うだろう


| HOME | Next


Design by mi104c.
Copyright © 2017 a night full of ray..., All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。